豊かな自然に恵まれた西表島。先人達は身近な植物に工夫をして、暮らしの道具をつくり利用してきました。
親から子へ、年長者から年少者へ、民具作りが伝承されるとき、「つくり方」という知識ばかりでなく、そのほかにも多くのものが受け渡されます。素材となる植物との付き合い方、縄の結び目ひとつにも見られる先人たちの工夫の跡、ささやかな物語、それらはいずれも島で生きるうえで価値あるものばかりです。西表島手わざ帖シリーズでは、その価値の一端をみなさんにお裾分けします。
島ではとても身近で、様々な民具・玩具が作られてきたアダンとマーニ(クロツグ)。
アダンバ、アダヌシの加工やかんたんなカゴの作り方、アンチクの話。マーニの玩具の作り方やフガラ、葉柄の利用までを紹介。
ページの一部をご紹介
発行 西表島エコツーリズム協会
1996年設立(2010年法人化)
「人と自然が共生する西表島」をめざして活動するNPO(特定非営利団体)です。
「環境保全」「環境教育」「文化継承」「エコツーリズム」の4つのキーワードを軸に、よりよい地域をつくるためのさまざまな活動を行っています。
ページ数 |
28P |
サイズ |
A5版 |
刊行年 |
2013年3月31日 |
発行 |
西表島エコツーリズム協会 |