亜熱帯の島ならではの季節や動植物の様子に触れた俳句エッセイ
測候所や気象台での勤務を重ねながら、気象のことだけではなく、亜熱帯特有の季節の移り変わり、動植物の生態、星の動きと農作業の繋がり、その他の広範囲な事柄にも深い関心を寄せる著者。本書は、著者が日常生活の中で興味を引かれ、新たに発見し感動したことなどの記録の集大成であり、八重山の先人の暮らしぶりや工夫、経験から得た叡智、今では聞かれなくなった方言のことにも触れられています。観察眼の深さに裏付けられた内容は、八重山独自の自然や文化に興味を抱く読者の心をきっと満足させることでしょう。「島の歳時記」「南島自然散策」「資料(八重山の季節暦)」の三部構成。
目次
朗読イベント『秋の夜長に耳ぐすい』から
おきなわ本フェア朗読イベントにてご紹介いただきました。
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著者
正木 譲(まさき ゆずる)
1934年、石垣市登野城気象台官舎生まれ。高校卒業後、八重山各地の測候所や県内各地の気象台で業務に携わる。八重山明和大津波研究会会長も歴任。87歳の今なお、生涯観測と記録を続けていく意欲を持ち続ける。著書に「北回帰線」「島の歳時記」など。
本について
著者/正木 譲判型/B6判 238頁
発行/南山舎 2020年7月
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